やまだくま子のブログ

座右の銘は、人間万事塞翁が馬。そろそろひとり遊びにも飽きました。

【セレステ∞ジェシー】気づいた時には遅かった!を避けるために観てほしい映画

こんにちは、やまだくま子です。

 

私は映画を観るのがかなり好き。

その中でも圧倒的に好きな映画の一つ、「セレステジェシー」。

 

あらすじをざっくり言うと、夫の不甲斐なさから離婚することを決めているカップルがいて、でも二人は唯一無二の親友のような関係でもあり、離婚前だというのに周りから呆れられるほど仲良し。妻(セレステ)の方は離婚は二人とも納得しているから大丈夫と話し、でも夫(ジェシー)はまだ未練たっぷり。そんな中、ジェシーは一夜限りの関係を持った相手を妊娠させてしまい、ジェシーが出した結論はその彼女と生きていくこと。それを聞いたセレステジェシーがどんな存在だったか気づくが…という話。

 

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こういうことは誰にでも起こり得ることだと思う。

”時すでに遅し”な事というのは、そうなるまで気づけなかったりする。

失って初めて気づくなんて悲しすぎる。

だからそうなる前にこういう映画を観て考えてほしい。

あなたの大切な人やことが失われてしまう前に。

 

この映画を初めて観た時には、私と夫の関係はもうどうにもならない状況の時で、もっと早くこの映画に出会っていたかったと思ったものである。

 

好きな映画は何回か観るタイプで、その時の自分の心の状態によって感じ方が違うから面白い。

今回この映画を観て心に刺さったセリフが2つあった。

一字一句同じわけではないので悪しからず。

 

一つは、セレステが望んでいた離婚のはずなのに、いざ現実に離婚することになって落ち込んでいるセレステに友人が言った一言。

 

「状況が変わらないなら自分が変わるしかない」

 

これはもう本当にここ数年はいつも思っている。

この”状況”というのは”相手”にも置き換えられると思っていて、私の生き方における基本のきくらいに思っている。

若い時の自分は割と自分の思い通りにいかないと気が済まなくて、常に相手を変えようとしていた。

でもそんなことはできないことに気がついた。

自分が変わるしかない時が必ずある。

それにそのように思っていたほうが楽に生きられる。

 

もう一つのセリフ。

離婚に揺れている時に出会った男性と良い感じになっているセレステが男性に言った一言。

 

「(離婚の辛さは)一人で乗り越えないと」

 

離婚の辛さを別の男性といることで緩和させることもできたのに、あえて一人で乗り越えようとしているのに心を打たれた。

これは現に私が、離婚問題でワーワーしていたのを支えてくれた男性とお別れしそうになっていることもあって、なんだか余計に沁みた。

あの時、私も一人で乗り越えていたら何か違っていたかなとか、今からでも一人の時間を作って、ちゃんと乗り越えるべきなのかもしれないとか、色々考えさせられた。

それでも、支えてくれる人がいたから離婚できたということもあるだろうし、正解なんてものはないのかもしれない。

 

そう思うと、離婚したことによって人間としては軌道修正できたというか、自分のダメなところを炙り出せたというか、悪いことばかりではなかったのかなと思う。

こう思えるまでには何年もかかったけど。

今がすごく苦しい人も、もがいている途中ではそれに気づけないけど、ふと楽になっていることに気づける日がくると思う。

だから頑張れなんていう無責任なことは言えないけど。

でも、明けない夜はない、と信じてます。

 

まだ観ていない方はぜひ〜ʕ•ᴥ•ʔ